原田マハ「一分間だけ」は仕事をしながら犬を飼う方へ向けた応援歌
原田マハ「一分間だけ」。
蔦屋で平積みされていたこの本をたまたま手にとった。
犬好きとして表紙に犬がいる場合は大抵手にとっているのだけれど。
はじめの数行を立ち読みしてキケンを感じた!
(これ泣くやつだ。。。)
喫茶店とかでは読みにくい。家でゆっくりひとりで読みたいやつ。
ということで購入。
結果的にやはり感動した。
リアルに毎日の犬の世話をしながら、ハードワークな仕事場で奮闘する主人公を描いている。
女性が主人公であるけれど、30代男でも十分共感できる。
犬に対する感情の描き方も強烈だ。
仕事と恋に打ち込みたいがゆえに、自分の犬に疎ましさを感じてしまう、そんな感情もストレートに描いていて、派手ではないが心に鈍く残る。
仕事も頑張り、犬にも愛情を注ぐ。こういったモデルがあると、自分も頑張らなくてはと改めて思う。
そういう意味で自分は、この小説を「犬を飼いながら、働くひとへの応援歌」として大変気に入っている。
この先、仕事で辛いときに再び読むだろう。そして、エネルギーをもらうだろう。
★犬の描き方もリアル。著者の犬好きがわかる。作中のゴールデンレトリーバー観たいなぁ。映画化しないかなぁ。。。
→してたー!今度は蔦屋でレンタルだ!
ばあちゃんの思い出2
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
ばあちゃんの思い出続き。
中学生でも週末ばあちゃん家通いは続いていた。
それまでは兄と一緒に行っていたけれど、兄が練習みっちり派の部活に入り、自分だけで行くようになった。
自分としては、より自由を満喫できると思って好意的にこの変化を捉えていたように思う。
だけど、ばあちゃんはさみしい気持ちもあったんだろうなぁ。と今になって思う。
高校生になると自分も休日練習ありの部活により、ばあちゃん家行きはついに途絶える格好になる。このときになると、さすがに自分もいろいろお年頃なので、自然とばあちゃん家の優先順位は下がってしまっていたのだろう。
でも、友達を連れてばあちゃん家に遊びに行くことはあった。自慢のばあちゃん家だった。数少ない自分の自慢できることだった。ファミコンがいっぱいあることは、かなりたくさんのファミコン好きに吹聴した。
友達を呼んで遊びに行ったばあちゃん家。本当に楽しかった。
クサイのか、、
電車に乗っていたときの話。
駅に到着し、たまたま座席が2つ並んで空いたので、自分は片方に座った。
車内はそこそこ混んでいて、立っているお客もいる中で埋まらない自分の隣席。。
(こういうことってたまにあるよね。きっと次の駅で乗ってきたお客が座るさ。。)
…。
まぁ、誰も座らない。いや、座ってくれない。
結局、30分程の最寄駅到着まで、自分の隣は空いたまま。
家に着く。玄関のドアを開ける。
愛犬がしっぽをブンブンして迎えてくれる。
(あぁ、、大丈夫。犬に見捨てられないのだから決してクサくはないんだ、、)
そう思い込む!
でも、、やっぱりクサかったのだったらごめんなさいでした。。
スタート!所信表明!
はじめまして。
都内で情報系企業に勤める31歳男です。
年齢のことになると、20代前半に出会ったゆずの「もうすぐ30才」に感化され、
30歳の誕生日直前には熱く歌うんだ!と息巻いていたことを懐かしくも複雑な気持ちで思い出します。
いきなり意味不明な出だしになりましたが、
そんな自分にもこれまで生きていた中で何か残せるものがあるのではないか、あわよくば自分の経験がわずかでも人に影響を与えられるものがあるのでは、と思って始めるブログです。
生粋のへそ曲がりな自分が、人生の目標である「まっすぐなヒト」になるべく、日々を綴っていきます。
犬、競馬、IT、投資、歴史、読書、ゲームetc...に触れていく、
いわゆる雑記ものになります。
未熟者ですがこれからどうぞヨロシクおねがいします!
#この青空のような未来を目指して!